2010年9月18日土曜日

Departures おくりびと

アメリカ人の友より「すごい映画を見た!見てなかったら是非!!」と興奮気味のメールがきました。
その題名は「DEPARTURES」 おくりびと、ですね。
彼女曰く "It is a beautiful and extraordinary film. It was interesting on many levels and deeply meaningful."

先日、私たち共通の友人(日本人)に不幸があり、その人のことをずっと思いながら見たそうです。
典型的アメリカ人という感じの、前向きで陽気な彼女が、この映画にこれほど感動してくれようとは!

初めて見た時、私も「なんてよくできた映画だろう」と感激したけれど、日本をあまり知らない外国人にとって、たとえば、おばあちゃんに「履きたがってたよね?」とルーズソックスを履かせて送るシーンや、銭湯や、いろいろわからないことも多いでしょう。日本人にとってもノスタルジックな、ありそうでないような、古いようなそうでないような、不思議な舞台背景でしたよね。

できたら、いつか彼女と一緒にこの映画を見て、どのシーンをどう感じるのか知りたいところです。

2010年9月14日火曜日

アカジュイナ??チャロの歌

♪♪アカジュイナ、アカジュイナ、さぁはじめよう~♪♪
これってなんて言ってるんでしょうね??と、生徒さんから質問が!

NHKの人気英語番組「リトルチャロ」のオープニング曲だそうです。
聞かれたら答えなきゃ!ってことで早速聞いてみることに。
PC(ラジオストリーミング/チャロ2オンライン)でこの1週間のラジオ放送が聞けました。これってすごいことです!! 
昔、毎月1500円も払って番組のテープなんか買っていたのを思うと・・・。

アカジュイナ、、、I can do it now. みたいですね。
なんだか中国語(かわいい烏龍茶のCM とか・・)みたいにも聞こえる…。

I can do it now I can do it now さあ始めよう めざせ君の夢
I can do it now  I can do it now  きっとAll right
Someday I 'll reach my dream


じゃないかな?

2010年9月11日土曜日

子どもって…

けなげ。
先日の台風の日、警報発令で学校が早く終わった生徒さん、ぐっしょり濡れた制服、靴下のままで近くのお店で長いこと時間をつぶしてから、普段通りに我が家に来てくれました。
「お店は冷房効き過ぎで、すっごく寒かった!!」・・・その健気さに打たれました。 私は1日中家にいたし、言ってくれれば時間を早めても、キャンセルにしてもよかったのに。

次のこんな時のために電話番号を渡し、帰りに駅まで送りながら公衆電話の位置を確認しました。
早めにこれくらいは想定して対策をたてておくべきでした。

高校生の姪は、ライヴに行った帰り、満員電車の中で空腹で倒れそうになったとか。 お小遣いではチケットを買うのが精いっぱいだし、都会の飲食店なんかお金あっても入れない、と。
自分の子育て中は感じなかったのに、このごろ「子どもって大変だなぁ。いとおしいなぁ」としみじみ思うことが増えてきました。
…孫ができたら、際限なく甘くなってしまいそう。今のところ兆候なし、ですが…。

生協の読書案内で読みたくなった本、「そのぬくもりはきえない」岩瀬成子著 を読んでいます。
おとなしい小学4年生の女の子とバリバリ元気なお母さんのやり取り。
あぁ、私も「自分が正しい」と信じ込んで、子どもの気持ちを汲んでやれなかったことがあったはず。。。

2010年9月4日土曜日

Happy Slave

昨日の朝日新聞朝刊に「英語力の優劣によって人々のコミュニケーション能力に差がつく」ことを憂える筑波大教授、津田幸男さんの意見が載っていました。

頑張って英語を身につけた人が「英語信仰」「英語中心主義」を助長し、日本人は英語に支配されていることにすら気がつかない「happy slave」状態になっている、と。

「日本語の国際的地位」を確立する努力が必要で、ある種の緊張感、警戒心を持って英語を使うべき。そうしないと、気付いたら日本語が駆逐されて英語だらけになってしまう、と。

うん、米英人が一方的に有利なのは確かにおかしい。
でも、英語は便利だからなぁ・・・。
以前10年間インドネシア語を学んでいて、少しはしゃべれるものの、バリ島旅行では英語の方がずっと役に立ちました。そういう私は立派なhappy slave・・・?
でも、津田さんの意見はしっかり心の隅に留めておきたいと思います。

2010年9月2日木曜日

使える英語を!

無線LANのことは置いておいて・・・^^(まだです、ネットに繋がず居間でゲームしてます、恥ずかしながら)

暑さは続いてます。偶然2人の生徒さんから「夏バテってなんていうの?」って聞かれましたが、え~~っと・・・なんていうんでしょう?
全館冷暖房が当たり前のアメリカでは、「夏バテ」なんて言ってる人には会わなかったけど、
The heat is getting to me! くらいの表現でしょうか。
suffer from the summer heat なんて昔習った気もしますが、実際に使っているのに出会ったことはない気がします。

実際の場面で覚えた表現と、ウン10年前に教科書で覚えた表現と、どれがどれやらわからなくなっています。英語の知識を初期化して、まっさらな頭に、実際に使う上品な(年相応の)英語だけをインストールしたいです・・・。

私でもわかる「文法的にはOKだけど、変!!」な文章、「意味は分かるけど使わない」表現、学校使用の教科書にも時々載っています。生徒さんの教科書を否定するのは、私の立場ではしてはいけないことだと思うし、そんなことにこだわらずにとにかく表現することの方が大切ですが、クラスではできるだけ使える英語を目指したいと思います。

朝日新聞のリレーオピニオン「いいのか 学校英語」、今朝の10回目で完結しました。
今朝は「TOEICの伝道師」千田潤一さんの意見、「大学の先生は入試で実際とかけ離れた問題を作るな」でした。
10人の意見はそれぞれ興味深いものでした。ひとりひとりまとめてみれば良かったな~。