2008年6月28日土曜日

お風呂とプール???

今でも忘れられない、アメリカの補習校でのテストの答案があります。
「沖縄の降水量が5月と8月に多いのはなぜでしょう?」
この社会の問題に対する息子の答えが「お風呂とプール」(もう高学年だったはず。。。)

息子に聞いてみたところ、沖縄がどこにあるかどころか、それが地名だということも知らない、降水量という言葉も知らない、もちろん梅雨も台風も聞いたことない・・・。なんとわかったのは「水」という漢字だけだと言うのです。

これはまずい!!遊びほうけて補習校(毎週土曜日)にもあまり行かず、日本語を忘れつつあることはわかっていましたがここまでヒドイとは・・・。
日本にいればテレビや日常の会話で自然に身につくことが、まったくダメなまま。

この息子、日本語で九九を全部憶えたのに、掛け算ができませんでした。「はっぱろくじゅうし」と言えるのに「は」や「ぱ」が「8」だってわからなかったのです。

まぁ、日本で1年生の時、国語のテストで「次の文を読んで答えなさい。○が○で○と○をしました」という問題に、勝手に「ぼくはしんごくんとぎんこうでやきゅうをしました」と答えた子ですから。。。
(銀行の前で、ってことです。先生は「楽しかったのですね」と、花丸をくださいました←ありがとうございます)
・・・なんて、昔話になってしまいました。

英検の結果が出たようですね。合格の報告より先に、今回ダメだったという方からの新規の受講申し込みがありました。みんな、結果はどうだったかしら。

2008年6月20日金曜日

なかったことにしようかと・・・

「どうだった?」
「・・・。いや、今回はなかったことにしようかと・・・」

先日の英検受験者との会話です。

「じゃぁ、今日は何する? 2次のシミュレーションしようか?」
「いや、前の問題集、また始めからってことで・・・」

大変低姿勢。でもこんなのが意外や意外、「どうしよう、受かっちゃた~」になることもあるので、思案のしどころ。落ちて「ほらやっぱりムダだったでしょ」ってしょんぼり言われるのもイヤだし、「間に合わない~」と慌てるのもイヤだし。

実は新しくみつけた2次対策の本、買ったんです。早く使いたいよ・・・。


参考フレーズ集がとても役立つと思います。
問題カードが10枚ついていて、全部やれば自信がつくこと間違えなし!

いろいろなものごとについて、どう思うか?と聞かれるので、
"I think it dangerous", serious, redicurous, important, convenient・・・・・などなど、形容詞を整理しておぼえておくといいですよ。

2008年6月12日木曜日

Love letters for you

今、勤め先の英語学校から帰ってきました。(3箇所で教えています。全部ちいさ~いところです) 今回の英検のクラスは、今日で終了。 前回受かりすぎてしまった人(?)が間をおかずにチャレンジするケースが多く、なかなか厳しい状況です。(認めざるを得ません。が、受かったらすごいし、その可能性もないわけではないし・・・ブツブツ・・)

ひとりひとり完成度が違うので、今日ばかりは個人宛に、私にとってはラブレターのようなプリントを手渡しました。生徒さんにとっては単なるめんどくさい紙に過ぎないでしょうが・・・ 。(普段は、受ける級や勉強内容・教材によって、毎回プリントを作って渡すクラスとそうでないクラスがあります)

家に帰って、ひとりで見てもわかるように作ったつもり。金、土、これで勉強してくれたらいいのですが。 たのみますよ~!!

2008年6月8日日曜日

チルチルミチル

私達一家は16年前の6月にアメリカから帰国しました。(昔の話ですね。。。)
小学校が夏休みになり、長女の誕生会を終え、バハマに旅行し、憧れのリッツカールトンに泊まり・・・。陽に焼けて、すっかり夏休みモードで帰ってきた日本は、まだ1学期の最中でした。

今思えばずいぶん浮いていたのではないでしょうか。(娘はバハマの編み込みヘアをしていました!ハァ。。。)
でも、誰に何を言われるでもなく、すぐに快適な生活が始められたのは、本当に周りの皆さんのおかげです。日本の生活をすっかり忘れたおめでたい私達を、近所の方も根岸小学校の先生方も温かく迎えてくださり、子供達もとてもやさしかったです。

その後、友人からいろいろな帰国子女の苦労話を聞きましたが、どの話も「紙一重」だと感じました。
息子がベースボールカードを自慢した時、もし一人でも「なんだよそんなもの」と言ったら? ラジオ体操ができないことを笑われていたら?派手なTシャツやスニーカーをからかわれていたら?・・・
(実際には「すごいな~」「いいな~」って言ってもらっていたのです)
今はもうお会いする機会もないけれど、先生方には本当に感謝しています。
先生が皆を大事にされていたから、子供達が大らかで、親切だったんでしょうね。

何年かたってから、帰国当初うちの子がチルチルミチルみたいだった、と笑い話で言われました。
髪型も服装も持ち物も、もっと気をつけてやれば良かった。でも、それがいじめにつながらず本当に良かった。母としての至らなさを反省し(ホント、馬鹿です。。。)周りに改めて感謝をし・・・。

毎年6月にはこんなことを思い出します。

2008年6月5日木曜日

私の宿題

アメリカにいる英語の恩師から、時々新聞の切抜きが届きます。「日本について、こんな記事が出てるけど本当なの?」とか、「これについてどう思う?」とか。栗原はるみさんのお料理だったり、大学の入学式に付き添う親だったり(これについてはアメリカにもヘリコプターペアレンツなるものが存在するそうです)、移民政策だったり。

今、届いているのは日本の高価なお米についてです。やっぱり減反政策とか日本人のお米に対する特別な感情とか、書かなきゃいけませんよね。難しい・・・。私の返事は一応日本人の代表意見になってしまうわけですから偏らないように・・・となるとどうしても及び腰になり、はっきりと言い切れません。
以前、雅子様のお悩みについて聞かれた時にも困りました。当たり障りのないことを書き送ったら、「日本人全員が皇室を熱烈に愛しているわけではないことがわかった」と。書き方が冷たかったかしら・・・と反省。

それにしても、日本語で書いても難しいことです。でも、書くしかない!もう2週間もほうってあるのです。今から書きます!!(宿題ってつらいですね。。。)

2008年6月3日火曜日

英検まであと12日・・・

中間テスト、運動会、修学旅行、入試相談会、合唱コンクール・・・。中学生も毎日毎日忙しそうです。私は彼らの生活の中の英語だけにかかわっているわけですから、時として無理な要求もしてしまいます。宿題を出す私に「もう、絶対そんなの無理!時間ないって。ホント」などとぼやきながら、「あ~疲れたぁ・・・・眠い~」と、真っ暗な中帰っていくその姿。そうね、勉強は英語だけじゃないものね、お疲れ様・・・と、見送るのですが、
でも!!!
「映画観た」、「先生、こんな歌ダウンロードしちゃった」、「見て見てこの写真、デートよ、いいでしょう?」「このスコア、スゴクね?」などなど、思わず「忙しいってこういうことしてるからだよね」と言いたくなることも度々。

英検まであと12日頻出単語は大丈夫?
「そういうこと、せめて英検が終わってからにしたら?」「いや、無理。終わったらますます忙しいし」