2011年3月22日火曜日

地震のあと

地震から10日。
まだまだ大変な状況の中で暮らしている方が多い中、ここ横浜はおかげさまで、落ち着いた生活が戻ってきた感じです。。。と書いていたら地震が!でも大丈夫。
今できることを考えながら、きちんと暮らしていきたいと考えています。

今朝のリトルチャロは、原作者のわかぎゑふさんがゲストでした。
このブログで間違って5日と書いていた、わかぎさんの「音楽の時間」の上演、実は震災の翌日の12日だったんです。
場所は下北沢のザ・スズナリ。ギシギシいうような階段のあるとても小さな劇場です。余震の中、電車も止まっているし、ふつうは行きませんよね。。。ところが、内緒ですが私は行ってしまいました。
(このブログ、家族…特に母達は絶対見てませんので大丈夫…知ったら絶対呆れられます!ごめんなさい)
阪神淡路大震災を経験された劇団の方たちは、自分たちにできることをできるだけ普通にと考え、反対の声も承知で、敢えて上演されたそうです。
出演者の優しい歌声は、本当に素晴らしかったです。

この時期、さまざまな活動に賛否両論、時には厳しい批判も飛び交っていますが、やみくもに人を責めるのではなく、個々の事情を察し、温かいおおらかな気持ちで過ごせたらな、と思います。

この時期、少しお休みの生徒さんが増えていますが、今のところ停電もないので、クラスは普通どおりです。
(11日は帰宅できず、キャンセルさせていただきましたが)
どうぞ無理せず、気を付けていらしてください。

2011年3月13日日曜日

地震

大変な地震が起きてしまいました。
TVで被災地の様子を見ていると本当に気の毒で、今こうして普段の生活をしている自分が申し訳ないような気持ちに…。

当日は仕事で大船にいました。地震直後から停電で、電話もパソコンも携帯も全く使えず。夕方、人があふれている駅前からバスで家に向かったものの、大渋滞に巻き込まれ、帰宅は午前1時を回ってしまいました。バスのルートも頭に入っていず、どこで降りるか、どう歩くか???
幸い歩きやすい靴だったからよかったものの、日頃から備えておかなければいけないことを、今回たくさん学びました。

バスの中ではネットニュースやツイッターやグーグルマップやワンセグや、いろんなものが役に立ち、持っている人が読み上げて情報を流してくれました。バスの運転手さんは、他社のバスとの乗り継ぎや鉄道情報を本当に何にも知らなくて、質問されると「私は運転するだけです!!」って逆切れしてました。バス会社、改善の余地、大ありですよ!もちろん無事に運転してくれることが一番大事ではありますが。

疲れたけれど、心温まる出来事にも遭遇し、こんなことで不平を言ったらバチがあたりそうです。
家では家具が動き、物が落ちて散らかって、その上に紹興酒がこぼれていてすごいにおい。どこの場末の酒場ですか?という雰囲気でした。が、最上階はほかに比べて被害が少なかったようで、下の階のお宅では、食器がうんと割れたそうです。

海外から、お見舞いメールをたくさんいただきました。家を流されちゃったのでは?と案じてくれた人もいました。横浜も港町だから津波にやられたと思ったみたいです。

救助を待つ方が、少しでも早く一人でも多く助け出されますように。

2011年3月2日水曜日

新しい本

Amazonからのお知らせであらすじを知り、絶対教室で使いたい!と思った1冊。
Kate DicamilloのBecause of Winn-Dixie

Winn -Dixieという犬を通じて新しい環境に慣れていく子供の姿を描いた、3、4年生くらいを対象とした小説のようです。
今、Ramonaシリーズを読んでいて、純真無垢で無鉄砲な幼稚園児のラモナに大笑いしているシニアクラスの次の本にぴったりなのではないかしら? 確か犬もお好きだったはずですし。

昔買った児童向けのペーパーバックは段ボール1箱持っていますが、やはり私も新しい本が読みたいです。
たとえば、昔の小説にはPCや携帯電話が出てこない=その分野の用語がおぼえられない。なので、新しい本を読んで、新しいもの関連の表現もたくさん知っておかないとね。英語の勉強のためにはいろんな時代のいろんなテーマの小説を読むのがいいですよね。
・・・とはいえ、やはりおもしろくなくてはね! 大人が読んでも面白い児童書を探すことが大事です。