2010年3月27日土曜日

TOEIC bridge

生徒さんのひとりが通う中学校では、「TOEIC bridgeテスト」を来年度から全員が受けることになったんですって。
さっそく教材を探して、これからのクラスに取り入れようと思っています。楽しみ~♪♪

TOEIC bridgeは、TOEICよりも「易しく」 「日常的で身近な」 「短時間の」というコンセプトのもとに作成されているとか。手元のテキスト(1冊だけ持っていた。。。)を改めて見ると、ほんとにそんな感じに良く仕上がった内容です。 中学生、高校生も含めて、ちょっと実用英語の力試しをしたい時に最適かも。英検より楽しそうなことは確かです。

TOEICクラスでも、TOEICの問題がややこしすぎると感じる場合はbridgeの勉強を先にする方が良いと思うのですが、せっかくTOEICの公式問題集に取り組んでいる生徒さんに「ブリッジの勉強に切り替えましょうか」とは言い辛い面があります。
でも、やさしめのテストでハイスコアを出す方が気持ちいいとも思うし・・・。(私はそのタイプ)

この機会に私も本腰を入れて、いかにbridgeテストをTOEICのスコアアップに利用するか考えたいと思います。
生徒さんの気持ちしだいとはいえ、プライドより何より、スコアアップが一番の目的ですから。

2010年3月13日土曜日

おばあちゃんの気持ち

週1で学校の英語の補習をしている生徒さん。
基礎は完璧なのに、ちょっと角度が変わった質問に弱いようで、なかなか点数が上がりません。
「わかっているのにね~」
「もうちょっとだったね~」
などと残念がりつつ、先日いつものように答え合わせをしました。

今日その親御さんに偶然お会いしてちょっとお話したのですが、お母さんが点数のことを叱ったら、いつもは黙って聞いている生徒さんが「ママはそう言うけど、谷さんはちがうよ。これもこれも、もう少しって。これは半分点数もらえてもいいって、言ってくれたよ」と、問題用紙を見せながら言い返してきたとか。

「子どもはとても救われているみたいです。ものの言い方がお上手ですね」って褒めていただいたけれど、それって、我が子じゃないからできることです・・・。自分の子どもの時の私を見せたいくらい。いやいや、絶対お見せできない・・・。
うちの子がこの話を聞いたら、大笑いをするんじゃないでしょうか。

詰めが甘い生徒さんの場合、実力がなかなか点数に反映されないことがあります。
「もうちょっと、点数取るぞ!!って気合を入れて、だまされないように真剣にやってごらん」と励ましつつも、「このオットリしたところが、この生徒さんの良い所だよな~」などと思って、なかなか厳しくは言えません。
ちょっとおばあちゃん的な気持ちになっているのかも。

点数を上げるためにどんな態度で接するか、難しいところです。生徒さんの性格によりますね。

2010年3月5日金曜日

2次も合格!

「なんかね~~~」と弱気だった生徒さんの合格通知が来ました!
小学5年生、海外には行ったことなし、の2級合格は立派です。

「3月中は英語で遊んで、4月からは中学の勉強でも・・・」と、親御さんとスクールのボスは言われるのですが、こんなに英語ができる(というか、使える)のに、今さら中学生の教科書をやるのも、さりとてTOEICをやるのも、準1級の勉強をするのも・・・・。へたに文法の勉強などをやって、中学の英語の時間が退屈になったら大問題ですし!今、日本の英語教育の流れに入っていくのはもったいないような気がします。

話し合った結果、ちょっとクラスはお休みして、様子を見ることにしました。
こんなに利発な小学生をこれからどういう方向に伸ばしてあげればいいのか。
本当は、ネイティブの友人と沢山遊び、英語のニュースに触れ、現地の小中学生が読むような本をいっぱい読めばいいのだろうけれど・・・。

ちょっと名残惜しいお別れになってしまうけれど、これから日本語でも英語でもいいから、たくさん新聞や本を読んで、たくさん楽しい経験をして、元気に過ごしてください!そしていつかもう少しお姉さんになった時、一緒に準1級の勉強ができたら嬉しいな。

(「うちに小学生が読むような原書がたくさんあるから、貸してあげる。図書館みたいに時々借りにおいでよ!」と言ったら、「私、日本語の本も全然読まないんだよね。雑誌をちょっと読むだけなの」って・・・笑ってしまいました♪。一体どうしてこの子はこんなに読解力があるのか・・・本当に不思議です)