2010年11月24日水曜日

名ー姓か姓ー名か

昨日は息子の同級生だったアメリカ人の男の子と夫と3人で中華街で食事をしました。
初めて会った時には7歳だったのに、今はもう29歳!「ミセス谷、ミセス谷」と人懐こくまとわりついてきていたのが嘘みたいです。今は日本で友人と輸入ビジネスをしているとかで、将来のビジョンもしっかりしていて感心しました。紹興酒もガンガン飲んでて頼もしかったです・・・。

もらった名刺の名前は、カタカナで日本流に「ファミリーネーム(姓)+ファーストネーム(名)」になっていました。こんなの初めて見たな~と思っていたら、タイムリーなことに、今朝の新聞に「日本人が英語では姓名をひっくり返すのはおかしい」という江利川春雄氏(和歌山大教授)の意見が出ていました。
「外国と交渉するときに自分の名前を『名ー姓』で紹介した瞬間に、向こうの主導権、覇権を認めたことになる」と。そして「自分の名前を大事にできない人は他人の名前も大事にできない」と。

実は中学の英語の教科書はもう日本人の名は『姓ー名』の順になっているのです。が、他はほとんどが『名ー姓』の順。
相手に合わせることに抵抗の少ない日本人の特性を、こういうところから変えていかなくてはいけないのでしょうか。私自身は無自覚だったなぁと反省。
国と国の関係が難しい時代だからこそ、考えなくてはいけませんね。

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