2010年10月6日水曜日

言えることを言っていた

先日のアメリカからの電話。
相手の言っていることはわかるし、こちらもまぁ普通に応対しているものの、あのいつもの(日本の友人との長話後の)「あ~しゃべった!しゃべった!」という爽快感がない・・・。自分の気持ちと言葉にずれがあり、不完全燃焼、、、といった感じ。

言いたいことを言う、というより言えることを言った、みたいな・・・。
アメリカ人には「ほんとにあなたは外国語なのによくしゃべるね」と言われるけど(これって絶対『そんなに上手でもないのに』って意味ですよ!!)、ほんとの私はこんなものではないんですよ!もっと言葉に敏感で、場をわきまえた人間のつもりです。が、英語だと「とにかくしゃべっちゃえ!」みたいになってしまい、自己嫌悪です…。

楽天やユニクロの社内では公用語を英語にしたそうですが、用が足せればいいってもんじゃない。言葉の選び方、間の取り方、声の出し方、すべてが自己表現の要素です。。母国語以外でそんなことが思い通りに完璧にできる人が、いったいどれくらいいるのやら。社員のメンタルな部分、大丈夫なんでしょうか?

昔、小学生の娘が「英語だと人を怒ったり文句を言ったりできるけど、日本語だとできない」と言っていました。確かに英語はビジネス全般を単純にしてくれそうではありますけどね。

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