2010年10月2日土曜日

I wasn't like this in US.

帰国子女の中学生が日本の学校になじめなくて言ったという言葉。
"I wasn't like this in US. " 「僕はアメリカではこんなじゃなかった」
・・・言われたお母さんの気持ちを考えて、涙が出てしまいました。

親の都合で子を海外に連れて行って、向こうで順応し楽しく暮らしていたのをまた親の都合で連れ戻し…。親は当然罪悪感を持ちます。ごめんねって子を抱きしめたい気持ち、わかります。でも、ここはもう仕方ないって開き直るのも大事じゃないかな。

今つらいのはアメリカで楽しかったからだよね。アメリカで頑張ってえらかったね。楽しいことがたくさんあって良かった。 慣れたら日本もきっともっと楽しいよ。
こう考えるしかありません。

今は親も子もつらいでしょうが、かわいそうがっているだけでは前に進めません。
親には「ここで暮らすしかないの!」という毅然とした態度も必要だと思います。

でも、自分の国なのになじめないのは、言葉がわからなくてする苦労よりもずっとつらいことかもしれませんね。
早く友達ができますように。
日本の学校のいいところに気づけますように。

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