私達一家は16年前の6月にアメリカから帰国しました。(昔の話ですね。。。)
小学校が夏休みになり、長女の誕生会を終え、バハマに旅行し、憧れのリッツカールトンに泊まり・・・。陽に焼けて、すっかり夏休みモードで帰ってきた日本は、まだ1学期の最中でした。
今思えばずいぶん浮いていたのではないでしょうか。(娘はバハマの編み込みヘアをしていました!ハァ。。。)
でも、誰に何を言われるでもなく、すぐに快適な生活が始められたのは、本当に周りの皆さんのおかげです。日本の生活をすっかり忘れたおめでたい私達を、近所の方も根岸小学校の先生方も温かく迎えてくださり、子供達もとてもやさしかったです。
その後、友人からいろいろな帰国子女の苦労話を聞きましたが、どの話も「紙一重」だと感じました。
息子がベースボールカードを自慢した時、もし一人でも「なんだよそんなもの」と言ったら? ラジオ体操ができないことを笑われていたら?派手なTシャツやスニーカーをからかわれていたら?・・・
(実際には「すごいな~」「いいな~」って言ってもらっていたのです)
今はもうお会いする機会もないけれど、先生方には本当に感謝しています。
先生が皆を大事にされていたから、子供達が大らかで、親切だったんでしょうね。
何年かたってから、帰国当初うちの子がチルチルミチルみたいだった、と笑い話で言われました。
髪型も服装も持ち物も、もっと気をつけてやれば良かった。でも、それがいじめにつながらず本当に良かった。母としての至らなさを反省し(ホント、馬鹿です。。。)周りに改めて感謝をし・・・。
毎年6月にはこんなことを思い出します。
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